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ミシオ個展
タイトル:See you in the next life because we are not Noah.
期間:12月12日~2021年1月31日
OPEN:土日12時~18時。
ミシオは、2017年に京都府の美大を中退。Reborn-Art Festival 2017をきっかけに2018年に石巻市へ移住し、「石巻のキワマリ荘」にて、住居兼アトリエ兼ギャラリーの「おやすみ帝国」を19歳で立ち上げる。彼は、ライフワークとして町を徘徊しながら路上に落ちているゴミに顔を描き、「今見えている世界から目線をずらし別の場所へ脱出する」ことをテーマに制作をしている。今回のテーマは風景写真だ。今までも鑑賞者の風景の見方が変わる作品や展示をして来たミシオ。その彼が風景そのものに、向き合った(こだわった)作品だ。彼は私に何度も何度も繰り返します。「風景に実態はない」と。その意味を会場で味わってください。(ADC代表 有馬かおる)
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家の近く。私が幼いころよく行った場所は、”日本の闇”と呼ばれているところだと知りました。
些細なものから大きなものまで、人は生まれた場所や育った環境で階級が決まってしまいます。もしかしたら、その後の人生まで決められているのかもしれません。
路上のゴミが処分されずにそこにあり続けていけることや、風景が目に見えるものもそうでないものも内包していることのように、人もただの人であることができればいいのに。
今の私には、呪いを脱ぎ去ることのできる日が来ることを願うことしかできません。そんな瞬間は来ないとわかっていながら。
ミシオ
1998年 京都府生まれ
2017年 京都府の美術大学を中退
2018年 アーティストランスペース「石巻のキワマリ荘」(宮城県石巻市)に移住。
同スペースの一部屋を自身の住居兼ギャラリー「おやすみ帝国」として
運営を開始
大抵の人が可能な、素人的な技術や素材を用いて制作を行う。
【主な展覧会】
個展
2019 「Viewfinder」おやすみ帝国/宮城(個展)
2018 「展覧会(路上のゴミに顔を描く)」おやすみ帝国/宮城(個展)
2018 「この星」おやすみ帝国/宮城(個展)
グループ展
2020 「水の無いプール」おやすみ帝国/宮城
2020 「MOLE GALLERY -MOLE COLLECTION 2020-」Cyg art gallery/岩手
2019 「Reborn-Art Festival 2019」市街地エリア/宮城
2018 「Wave Of Mutilation」おやすみ帝国/宮城
2017 「1 or 8 -イチハチ-」京都造形芸術大学/京都
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