2021/02/23

秋山佑太・髙橋銑が二人展「破線と輪郭」を開催する。

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会期:2021年3月13日~4月25日

OPEN:土曜日と日曜日 12時~18時

場所:宮城県石巻市中央1-2-7-2F ART DRUG CENTER 


タイトル:破線と輪郭
作家:秋山佑太・髙橋銑



秋山は1981年東京生まれ。東京・埼玉在住。長年建築作業員として従事した経験により得た視座をもとに、社会から捨て置かれた都市空間の諸要素を抽出し作品化する。主な展覧会に「芸術競技」(FL田SH、東京、2020)、「Super Circulation / 超循環」(EUKARYOTE、東京、2018)、など。


髙橋は1992年東京生まれ。埼玉在住。美術の保存・修復に従事した経験から、ものと人間存在が描く生の軌道をテーマに作品を制作している。主な展覧会に個展「二羽のウサギ」(The 5th Floor、東京、2020)、「In a Grove」(LEESAYA、東京、2020)など。


現在アーティストとして作品を制作することを活動の本義とする両者が共有するのは、建築、美術の制度に対し互いに黒子として関わってきた経験である。本展では両者の備えた匿名性を生み出す手つきと、個別の人間の振る舞いを反射させ合うことで、人間存在の営為について再考する。

2021/01/31

FAUST IN MARIENBAD by artrφn / ISHINOMAKI 2021/

 

2021年2月13日より、有馬かおる(HP:  http://arimakaoru.blogspot.com/

)が、ART DRUG CENTER 1Fに美術研究所artrφn を立ち上げます。また、ART DRUG CENTER 2F(一部)が一ヶ月ほどスペースが空いたので、その場所も含んでオープンスタジオをします。コマーシャルギャラリーで展示できないような(よく言えば)実験的、(悪く言えば)自分本位的作品が見れます。これからの10年、石巻だからできること、石巻から始めるアート。





オープンスタジオ: FAUST IN MARIENBAD by artrφn / ISHINOMAKI 2021/

期間:2月13日~28日(土日12時~18時)

場所:ART DRUG CENTER 1F,2F

入場料:無料

(*)展覧会ではない(オープンスタジオ)

(*)展示作品の販売はいたしません。

(*)カバンに入れたドローイングを100枚ほどゴザの上で鑑賞(鑑賞料千円)できるようにします(未定)。



美術研究所 artrφn(アートロン) :脱ガンダム、脱スターウォーズそして22世紀へ。


私たちは、(川のように)あらゆるモノ(コト)に流れがあり物語が生まれる(可能性がある)と思っている。ゆえに並行世界の存在に行き着いてしまった。しかし、そんなモノ(コト)は無いと考える。一神教や一点透視図法によって、脳(人)は生きるために物語(始まりと終わり)を望むように組み替えられた。「今」が記憶で繋がって物語に成ってる気がするだけ。失敗を恐れるな!」すらも成功を結末として用意する仕組みでモチベーションをあげる。そして、私たちは他者を理解し合うことを目標や善としていて、それをより繋げ広げようとしている。しかし、私はこう思う。人は「お互いに理解し合わなくていいように、自分のままでいられるように」繋がり広がっている。そう、モノコトに起承転結は無くただ「今」があることを愛する。結論を求めず、関係性を愛し、広がったり縮んだりする揺らぎのある「朦朧とした輪郭」を意識する。宇宙と空のように、空と海のように。私たちは、ただ「ある」だけで、自分自身で「あり」、他(者)と繋がり広がっている。


その繋がりと広がりについて考えながら日本の抽象画を思った。日本のアニメやマンガを根っことした本格的な抽象画はゴールドラッシュだ。キャラを抜き、色と形だけになった抽象画。いや、ひょっとすると、日本独自の抽象画はまだ生まれてないのかもしれない。また、もの派と具体美術の先で、それは繋がっているかもしれない。そんな絵画研究。それはきっと、彫刻を理解できず、レリーフ的に捉える世界観を持った日本人が、ゲームやフィギアによって立体を認識し始めたように、絵画でもそれが起こると考える。一神教だけではなく多神教(無神教、否神教、神概念無し)の見る抽象の世界があると思うから。


artrφn(アートロン):

TRONプロジェクト(1984年に始まった坂村健によるコンピュータ・アーキテクチャ構築プロジェクトで、「オープンソース」「オープンデータ」「オープン API」を標榜。)への共感にARTを加えた造語。artrφnのφは空集合を表す記号とキュービット(量子コンピュター)の0と1の重ね合わせのイメージ。











オープンスタジオ(2F):













2021/01/12

 +キラーギロチン:

「ジオ グラデーション」

場所:キラギロギャラリー

宮城県石巻市中央1丁目2-7

アートドラッグセンター2階


期間:2/6(日)~4/17(土)

※本展示は展示場改装の後、随時搬入を行います。予定は画像を参照ください。

※予定は変更の可能性があります。あらかじめご了承ください。






キラーギロチンin石巻、令和2年度ラスト企画、展示という名の工事です、機会があればぜひ足をお運びください。





2021/01/06

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2021年1月6日
石巻日日新聞

ミシオ、ヒラノショウマ、KUMAKAN、キラーギロチンの展覧会が新聞に載りました。



2020/12/01

ミシオ個展「 See you in the next life because we are not Noah. 」


ミシオ個展


タイトル:See you in the next life because we are not Noah.


期間:12月12日~2021年1月31日

OPEN:土日12時~18時。


ミシオは、2017年に京都府の美大を中退。Reborn-Art Festival 2017をきっかけに2018年に石巻市へ移住し、「石巻のキワマリ荘」にて、住居兼アトリエ兼ギャラリーの「おやすみ帝国」を19歳で立ち上げる。彼は、ライフワークとして町を徘徊しながら路上に落ちているゴミに顔を描き、「今見えている世界から目線をずらし別の場所へ脱出する」ことをテーマに制作をしている。今回のテーマは風景写真だ。今までも鑑賞者の風景の見方が変わる作品や展示をして来たミシオ。その彼が風景そのものに、向き合った(こだわった)作品だ。彼は私に何度も何度も繰り返します。「風景に実態はない」と。その意味を会場で味わってください。(ADC代表 有馬かおる)



家の近く。私が幼いころよく行った場所は、”日本の闇”と呼ばれているところだと知りました。



些細なものから大きなものまで、人は生まれた場所や育った環境で階級が決まってしまいます。もしかしたら、その後の人生まで決められているのかもしれません。


路上のゴミが処分されずにそこにあり続けていけることや、風景が目に見えるものもそうでないものも内包していることのように、人もただの人であることができればいいのに。



今の私には、呪いを脱ぎ去ることのできる日が来ることを願うことしかできません。そんな瞬間は来ないとわかっていながら。







ミシオ


1998年 京都府生まれ

2017年 京都府の美術大学を中退

2018年 アーティストランスペース「石巻のキワマリ荘」(宮城県石巻市)に移住。

      同スペースの一部屋を自身の住居兼ギャラリー「おやすみ帝国」として

          運営を開始


大抵の人が可能な、素人的な技術や素材を用いて制作を行う。


【主な展覧会】


個展


2019 「Viewfinder」おやすみ帝国/宮城(個展)

2018 「展覧会(路上のゴミに顔を描く)」おやすみ帝国/宮城(個展)

2018 「この星」おやすみ帝国/宮城(個展)


グループ展


2020 「水の無いプール」おやすみ帝国/宮城

2020 「MOLE GALLERY -MOLE COLLECTION 2020-」Cyg art gallery/岩手

2019 「Reborn-Art Festival 2019」市街地エリア/宮城

2018 「Wave Of Mutilation」おやすみ帝国/宮城

2017 「1 or 8 -イチハチ-」京都造形芸術大学/京都




2020/11/05

岡本羽衣 :2020年11月05日 朝日新聞朝刊(宮城)

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岡本羽衣 「Gazing Horizontally / 平遠 」展


2020年11月05日 朝日新聞朝刊(宮城)

デジタル版: https://www.asahi.com/articles/ASNC471JGNBDUNHB001.html?iref=pc_ss_date&fbclid=IwAR0asduT_ZYIvDwGAZ6CL45KVvuux89aG7M0aYKRp8zq3otMYFTNiojTXRg



期間:10月3日(土曜日)~11月29日(日曜日)

OPEN:土日12時~18

前半:10/3~25:公開制作:ライブパフォーマンス:16時30分から17時。
後半:11/7~29:滞在制作成果 発表展



2020/10/16

岡本羽衣: 10月25日の最終パフォーマンス決定!!

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ART DRUG CENTER  岡本羽衣。
10月25日の最終パフォーマンス決定!!
16時から!。
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ラスト・パフォーマンス
何が怖いって、海が見れないことが一番怖いのよ
岡本羽衣

岡本は石巻でリサーチをしながら、そこで得た体験をもとに毎週末、その都度新しいパフォーマンスを合計7回行ってきました。滞在最終日となる10月25日には、その蓄積された平遠に対するイメージの終結として、展示会場であるART DRUG CENTERから海の見える防潮堤まで歩くパフォーマンスを行います。
10/25(日)16:00-(約一時間)/ 雨天決行
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「何が怖いって、海が見れないことが一番怖いのよ」について


このあいだ古道具屋さんで購入した一枚のレコードがある。

そこに並んでいるどのレコードより高額ではあったが購入した。

一曲目は「(I Can’t Get No)Satisfaction」。

岡本羽衣くんの展覧会ステイトメントにある「何が怖いって、海が見れないことが一番怖いのよ」を思いながら、衝動的に手に入れたのだ。

普段、海が見える場所での暮らしとは其処で暮らす人々にとって、自然との親和なのかもしれない。

「あの日」から安心安全を掲げ、巨大なバリケードの如く防潮堤に、それまでを塞がれた。

その怖さは不安、そして不満なのだろう。

今まで感じていた波の音や匂い、彼方まで続く海景を想像するしかない疎外感。

この曲を書いたエピソードとして、前日の彼らのコンサート会場にて警察と若者の間で大きな暴動騒ぎがあり、彼ら若者のフラストレーションが夢に現れ曲のリフを書かせたのではとある。

平遠というテーマを着想し、此の地で貪欲に探しながら滞在制作をしている岡本羽衣くん。

石巻での閃きが彼のmilestoneになることを願う。



守章(アーティスト)
















2020/09/22

岡本羽衣「Gazing Horizontally / 平遠 」展

 

リボーンアートフェスティバル2019に生まれ落ちたART DRUG CENTER において、岡本羽衣「Gazing Horizontally / 平遠」を開催いたします。会期は10月3日~11月29日(営業:土・日12時~18時)になります。岡本は石巻のキワマリ荘(おやすみ帝国)でも個展「や、をうん」(2018年)を発表しており、部屋の中に宮城県で採れる石の粉末を敷き詰め、巨大な石を配置して石巻の風景を日本庭園のようなインスタレーションに置き換えた作品を制作しました。今回の展示では、前半の10/3~25日の10月中は石巻に滞在しながらリサーチを通して、週末に公開制作・ライブパフォーマンス(16時30分から17時)を行い、後半の11/7~29日は滞在後の制作成果の発表展を行います。すでに公開制作は始まっており、注目を得ています。



岡本羽衣 「Gazing Horizontally / 平遠 」展


期間:10月3日(土曜日)~11月29日(日曜日)

OPEN:土日12時~18

前半:10/3~25:公開制作:ライブパフォーマンス:16時30分から17時。
後半:11/7~29:滞在制作成果 発表展





ステートメント:

「何が怖いって、海が見れないことが一番怖いのよ」

お婆さんがそう話している時、外では音がしないほどちいさな小雨が降っていた。海もまたその雨によって灰色のもやに覆われ、穏やかなラインを水平に保っていた。

新しい防潮堤は、その海を背に高い壁が建てられていた。それは、横から見れば巨大な面であり上空からみれば線になる圧倒的な記号的構造物が、自然の中に突如として現れていた。まるで自然と人間の境界線(ボーダー)にも見えるそれは、我々に安全性を与えてくれると同時に、威圧的な存在としても我々の前にそびえ立っていた。

海が見れないことが一番怖いという言葉は、自然の恐怖から守るために作られたはずの線あるいは壁面が、かえってそこで暮らす人々にとっては海が見えない現実に恐怖を感じさせられることがある、ということを意味している。それはつまり暮らしの一部として海を見続け、その見慣れた風景の中で営んできた人々にとって、海が見えない恐怖とは海の「不可視さ」によって起きた恐怖感であり、底冷えしてくるような内側からゆっくりと体を覆うものだ。それは単に自然の脅威による恐怖ではなく、異なった種類の恐怖心である。

大きな防潮堤の面によって覆われた「不可視な」海の線は、もはや我々の想像の中だけになってしまった。いま残っているのは、その海を見てきた人たちが経験してきた海の音や匂い、湿度や色合いといった海の「質感」とそれを感じた人々の記憶だけだ。だが、それらの個々の記憶は、最小限の「線」として通づるはずである。そして、そこに暮らしていない人々がもっている純粋な「線」というイメージもまた、広がりゆく海の水平線に繋がり得るのではないか。

我々は、もう一度見えない海の線を思い描けるだろうか。海の線とそこに交差する我々のイメージの旅をはじめる。




『羽衣くん』


羽衣くんの作品を初めて見たのは、昨年の11月、北千住のBUoYでの「Once Was Enough」であった。 会場では葬儀の際に流れる荘厳な楽曲が自身に掛けられたポータブルプレーヤーから流れ、その携帯した楽曲と共に空になった花瓶を携えて歩む羽衣くんは、自作の絵画の前で花瓶に注がれた水を口に含み、口伝えで注いだ水の花瓶に一輪の菊の花を挿すという行為を行なった。 私はその場に遭遇した瞬間に*映画「幻の光』のあるシーン を思いだした。 曇天の空の下で水平線に沿う遠い葬儀の列であり、水平線に捧げられたシーンであった。 日に照らされたさざ波の光、夜のレールの彼方に見えた光。 人間の精が無くなった時に見える光はこの世のものか あの世のものか。人間の生と死という重いテーマで暗い雰囲気が漂う中に見えた光は希望の象徴のようにも思えた。 そんな映画であった。 彼の制作は最初の直感に従って進んでいく。 作品がどういう結末になるかについて、特定の意図や予測は持たずに最初の直感を限られた空間の中で長い時間をかけて検証する。 石巻での滞在制作を媒介とし転位する彼の目論見に注視したい。

守 章(アーティスト)


*映画:幻の光(英題:Maborosi) 1995年 是枝裕和監督作品


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10月3〜4日のパフォーマンスより。


・略歴

岡本羽衣(Okamoto Hagoromo)東京芸術大学大学院 美術研究科 博士後期課程に在籍

1990年生まれ。「クオリティカル・エヴィデンス」(質的証拠品)をテーマに、今なお残存しながらも社会のなかで置き去りにされ続けてきた場や歴史的事件などに焦点を当てながら、個人の身体を介した経験から生まれる質的な記憶を掘り下げ、私たちに内在化されたイメージの地平を問う。これまでの展示に「The Noisy Garden, The White Crypt」(ART TRACE gallery: 東京、2020年9月上旬)、「Endless  Void」(Democracy and Human Rights Memorial Hall:  ソウル、2019)、個展「Middle of  Nowhere」(mumei: 東京、2018)、個展「や、をうん」(おやすみ帝国 /  石巻のキワマリ荘: 宮城、2018)、個展「Ich  habe nicht mal gefrühstückt」(SomoS:  ベルリン、2017)など。











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11月からの展示のみ:












2020/09/19

のこり化す/メイドルーム。

会場:メイドルーム。 会期:9月13日(日)〜11月8日(日) オープン:期間中の土日12時〜18時

参加作家:上野山絢香/章凱帆/土屋柚衣/中谷桃子/NaN(ワタナベ ユウヤ)/ヒラノショウマ