2025/12/29

伊勢周平 展 けふにあけて  :企画者:守 章

 

伊勢周平 展 けふにあけて

2026.2.1(sun)-3.1(sun)


アートドラッグセンター(宮城県石巻市)は、2月1日(日)より 伊勢周平 展 けふにあけてを開催します。

絵画は画家と観者それぞれの諸感覚とイメージを往還させるトリガーであり、また仲立ちである、と伊勢周平は言います。観者はただの「受け取り手」ではないと。

伊勢はこれまで永遠に乾かない、酸化重合しない不乾性オイル画材による制作に着手した経緯と、アトリエに溜めた未完の絵画へ数年を経て加筆するといった行為により、画面が行き来するその間を積み重ねきた筆致と手放しを試みて来ました。

本展では平安時代の歌人、紀貫之の和歌に着想を得て制作された絵画とドローイングの展示となります。

昨今脈々と画面の中に連なる線の想起に影響を与えた理 (ことわり) と昨年春の娘の誕生が、全てことごとく連なる。そんな様相を思い浮かべています。


理事無碍

有象無象


企画者:守 章(もり あきら・アーティスト)


伊勢周平

1986年山形県生まれ。画家。2013年東京藝術大学大学院美術研究科絵画専攻油画技法・材料、2017年同大学院美術研究科博士後期課程美術専攻油画研究領域 修了。

2022年4月から2025年6月まで仙台市において、アーティスト・ラン・スペース「Colloquium (コロキウム)」の共同運営に携わっていた。これまでに地域にゆかりのあるアーティストの展覧会をはじめ、世界6か国のオフスペースと連携をとりながらの映像巡回展、Zineの展示即売イベントや音楽イベントなど、多種多様な企画を開催。いずれの企画においても、展覧会のイニシアチブを取るアーティストと参加者が集うラウンドテーブルが開催されていた。参加者同士の発言を通した自身の主体性の発露に重きを置く自由な場の創出をめざし、伊勢自身の制作においても大いに影響を受ける活動となっていた。



▪ 作家名_伊勢周平(いせ しゅうへい)

▪ 展覧会名_伊勢周平 展 けふにあけて

▪ 会期_ 2026年2月1日(日)~ 3月1日(日) Open: 日 12:00-18:00

▪ 会場_ART DRUG CENTER

〒986-0822 石巻市中央 1-2-7 2F

▪ Webサイト_https://www.shuheiise.com

▪ Webサイト(コロキウム)_https://sites.google.com/view/colloquium-ars