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歌人 近江瞬 個展『かさなり』を開催。
会期:2021年5月9日~6月27日
OPEN:土曜日と日曜日 12時~18時
場所:宮城県石巻市中央1-2-7-2F ART DRUG CENTER
タイトル:『かさなり』
作家:近江瞬(歌人 )
近江瞬(1989年)は石巻生まれ在住の歌人である。塔短歌会に所属し、第9回塔新人賞を受賞する。ラジオ石巻のパーソナリティー、短歌部カプカプを運営。2020年に「飛び散れ、水たち」を出版し、Amazonで詩歌部門売り上げ一位を記録。現在重版がなされている。彼は地元新聞社で記者として働いていたが、2021年に退社し、石巻に新しく生まれた出版社に転職し編集者、ライターとして勤務してている。同年2月には石巻まちの本棚にて、写真家(山田真優美)とコラボレーションの展示を開催。この流れからもわかる通り、彼は止まることなく変化しながら表現の幅を広げている。私は今、彼がどんな展示をするか知らずに、あえてコレを書いているが、それは次に彼が起こす行動(表現)を期待せずにはいられないからだ。そして、それを皆さまにも味わって欲しいと願っているからだ。さあ、近江瞬の展覧会が始まる!!。(ART DRUG CENTER /有馬かおる)
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歌人 近江瞬
個展『かさなり』
言葉は、詩は、短歌は、
できるだけ静かな場所に置いてあげたいと思う。
それは音としてよりも、空間として静かな場所に。
そうした場所でこそ、言葉は人の心に染み込んでいく気がする。
そして、最初からそこにあるのではなく、
気が付けばそこにあったり、
あったと思ったら、またこの手をこぼれていきそうになる時、
今度は人の心の方が言葉へと寄り添っていくように思う。
この個展は、僕が思う、
短歌と詩という言葉が、見る人の心の
一番深くまで染み込んでいく空間を作ることを目指した。
展示している短歌は
第一歌集『飛び散れ、水たち』(左右社)に
掲載されているもののほか、未掲載の新作もある。
詩は短歌を始める前に戯れに描き続けていた中から選んだ。
短歌は詩であり、歌である。
五感を重ねてほしい。
歌人 近江瞬
<プロフィール>
歌人。1989年、宮城県石巻市生まれ・在住。石巻高–早稲田大学文化構想学部卒。塔短歌会、宮城県歌人協会所属。石巻の若手短歌集団「短歌部カプカプ」部長。2019年に第9回塔新人賞を受賞。翌2020年には第10回塔短歌会賞を受賞し、両賞の制覇は史上初となった。そのほか、第61回短歌研究新人賞佳作、第1回笹井宏之賞最終候補作、第31回歌壇賞最終候補作など。2020年5月に第一歌集『飛び散れ、水たち』(左右社)を刊行。ラジオ石巻『短歌部カプカプのたんたか短歌』のメインパーソナリティ、NHKラジオ仙台放送局『短歌ネオ』を担当している。
<協力>
映像・音編集 デザイナー・八重樫蓮(https://dgdgdgdg.com/)
絵 デザイナー・佐藤優花(https://makigumi.org/)
朗 読 写真家・山田真優美(https://www.mayunobooo.com/biography)
朗読録音 ラジオ石巻・青木絵美(http://www.fm764.jp/)
学習机・椅子 月日工作舎・山内健嗣(https://tsukihi.theshop.jp/)
〃 専門学校デジタルアーツ仙台(https://www.sugawara.ac.jp/digital/)
<歌集の販売>
会場では近江瞬第一歌集『飛び散れ、水たち』(左右社・税込1,980円)の販売を行っています。
ご購入をご希望の方は会場スタッフまでお声がけください。
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